作曲:シンカク高橋
© 2018 Shinkaku Takahashi
遠く日本海に連なる摩天崖、その断崖絶壁に立つ馬がいた。
潮風に舞う鬣(たてがみ)は自由を謳い、力強い蹄跡を刻む。
鮮やかな景色が背景に広がり、そこはまるで一枚の絵画のような風景。
馬と崖が交わる瞬間に、生命の息吹を感じずにはいられない。
遠い昔、遥かなる海原を彷徨い、島に秘められた物語を伝える存在。
そして、力強く優雅なその姿は、この大自然の一部だった。
摩天崖に立つ馬の存在こそが、この岬の誇り。
駆け抜けるその姿は、いつしか自由と勇気を讃えるメロディとなる。
深い沈黙のあとで、馬と自然が交わる奇跡を感じる。
断崖絶壁に生きる馬の背に乗り、新たな冒険へ旅立とう。
摩天崖の風景に心奪われ、魂が解き放たれる瞬間を追い求めて。
馬の鼓動が導くこの人生の道は、魂を揺さぶる旋律となる。
自然の息吹が織り成す絶景を心に刻みつけよう。